手水舎の修繕工事です

2016-03-13

明治17年の建設で、水盤の石は、本小松産で、前面には山岡鉄舟の揮毫「清素」と刻まれています。山岡鉄舟とは、勝海舟、高橋泥舟とともに「幕末の三舟」と称され、剣や書の達人であったと言われます。

西欧より科学を取り入れた近代でこそ、心と身体は別のものであるという認識が広まりましたが、古くより日本では心と身体は一体のものであると考えられてきました。病気になると自然と心も弱気になってしまい、また心が穢れて弱まってしまうと身体も病気になるというのは、どなたでも思い当たることがあるかと思います。

手水では身を清めると同時に心も清めます。「清素」という字には、その心のあり方が込められているのではないでしょう。「素」とは「素直な心」です。神前にお参りするには、「素直な心」を心掛けることが大切です。

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手水舎の柱を新しくするために屋根を外している様子です。

DSC_0153屋根がない手水舎は不思議な感じがしますね。